• つけ麺・大盛(300g)(1270円)

  • これまでのつけ麺を封印され、試作を重ねて、満を持して2/15夜営業から提供開始
    今回のつけ麺は「出汁と麺、だけ。」と銘打つように、つけ汁と麺に菅井店主がこだわり抜いた独創の逸品
    かなり思い切りましたね
    まず、麺だけをいただくと、三重県産うどん用粉、長野県産強力粉、北海道産石臼挽き全粒粉、粗挽き全粒粉を合わせた低加水中太ストレートで若干ヌメリがありますが、しっかりと洗ってあるからくっ付かないギリギリな感じ
    麺が盛られた素朴な皿に合わせた猪口のような器で、蕎麦をいただくように麺をちょっと浸して、ズズッと啜り上げる
    啜るとモチッとした歯応えにも、どこか蕎麦のような青くさい風味も感じられる伸びやかな麺
    つけ汁は、菅井店主の真骨頂
    言うならばエクストラヴァージンオリーブオイルに浸された上質なオイルサーディンのようなつけ汁
    名古屋コーチンと3種(鯵、鰯、焼き煮干し)を丁寧に煮詰めてあり、かえし(タレ)はなし
    菅井店主曰く、煮出す前の1/7までギュッと旨みを凝縮しているとのこと
    麺は、つけ汁に浸すと厚みのある名古屋コーチンの脂(コラーゲンも)と鯵や鰯や焼き煮干しで洋風っぽくもあり、和風っぽくも感じる実に梅花亭さんらしい無国籍な麺料理として愉しめました
    別途、トッピングも選べますが、この一杯についてはトッピングなしでいただいて素材の風味をそのまま味わうのが吉
    もちろん、スープ割りも出来ますので、最後までじっくりと出汁感を満足行くまで愉しめます
    さしずめ、「シン・つけ麺」
    平日昼なので、ぶためしランチセット(+270円)にしました
    豚めし(小)はパンチェッタのような薄切り低温調理豚バラチャーシューにニンニク醤油がかかるミニ丼
    ランチにも関わらず不用意にもニンニク醤油ダレの豚めしを選んでしまいましたが、コレがつけ汁のスープ割りとよく合う
    いただくと、オイルサーディンの後にパンチェッタのアヒージョをいただいたような口になり、イタリアンランチを愉しんだ気分になれました
    午後の仕事に備えて口内をさっぱりしたいなら、じゃこめしセット(同額)がいいかもしれませんね
    〆は杏仁セット(+170円)にて
    単品(330円)の半額でいただけますので、平日ランチならではのお得感ハンパない
    シン・つけ麺、梅花亭ファンなら食べておくべし