「ちゃん系」の元祖、神田ちえちゃんラーメン初訪。
「ちゃん系」というジャンルの確立と認知度、歴史ある「丸長のれん会」(東池袋大勝軒などが加盟)を模した様な「ちゃんのれん会」の存在やその加盟数の多さ、クラシックな麺のスタイルなどから、個人的には由緒ある系譜に見えて仕方ないちゃん系だが、その歴史は僅か6年程度と驚くほど浅い。
また、そのルーツは煮干の「凪」と言われているが、その凪が直々に出した「ナギちゃんラーメン」は外国人労働者中心の運営形態(これは、舌っ足らずな接客言葉や存在そのものに嫌悪を抱く層によるヘイト要素も多分に含まれるだろうが)や急激な店舗展開に起因するオペレーションのバラつきなどから、口コミなどで悪い評価を得てしまっているのも皮肉。
自身も凪のお膝元である新宿歌舞伎町の「ナギちゃんラーメン」に行った時に、隣の席で金髪のホストが手付かずのラーメンに頭を突っ込んで寝ているという、凡そ考えられない絵面を見せられているので良い印象がない。
ちなみに神田ちえちゃんラーメンもフロントは外国人労働者だが、嫌な印象は全く無くむしろ威勢が良くて高評価。
1220頃着で外待ち3も、5分待たずに入店。
コの字カウンター14席の店内は流れるような回転をしている。
ちゃん系は何度も行っているが「ちえちゃん」は初めてなので券売機では「はじめて」を選んだらチャーシュー麺をオススメされたのでそれをオーダー。
無料の「めし」も付ける。
波なみのスープを啜ると、思いの外しょっぱくない。
3口飲んでも4口飲んでも、口の中がしょっぱくなってこない。
自身初めてのちゃん系が「高円寺ともちんラーメン」だったのでそこの味が基準になってしまったが、「新宿ナギちゃんラーメン」「浅草生田庵」「銀座はるちゃんラーメン」「神田ちえちゃんラーメン」と食べてみて、「高円寺ともちんラーメン」が突出して濃いのだとわかった。
麺は柔めの平打ちで、スープの味をしっかり口に運ぶ。
大量に乗ったチャーシューは脂身多めでぷるぷる。
ちゃん系の店舗はどこも「切りたてチャーシュー」を売りにしており、当初は「切りたてってなんやねん!」とも思ったが、切り置きして断面が乾いてるチャーシューを使ってる店も少なくないので、オーダーが入ってからその場でスライスするチャーシューって意味なら価値があるのかも知れない。
スープも余裕で完飲出来るレベルだが敢えてほんの少し残した。
美味しかった。
元祖に行ったのだから、ここから独立した初期3店は全部行っておきたい。