• 焼き醤油ラーメン(ミニ)(600円)

  • 2022年6月11日(土)

    昨夜はラーコンパニオンのリクエストで3軒目にこちらの店を訪問です。

    14時56分に到着すると、整理券を渡されると共に2時間待ちと告げられました(汗)

    ただ、LINEでの通知設定が可能との事で、一旦出館してカフェで時間を潰していると、待つ事55分ほどで呼び出しのメッセージが到着しました。

    再入館してから店に戻り、私は「焼き醤油らーめん(ミニ)」、ラーコンパニオンは「焼き醤油スペシャル(大盛り)」の食券を購入しました。

    そして、店内に案内されて席に着くと、待つ事4分ほどでこの日最後のラーメンが到着です。

    若干燻んだ醤油スープには細かな油滴が浮いていて、縮れた中太麺の上にはチャーシュー、穂先メンマ、細切り昆布、白髪ネギ、海苔が乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、醤油や油分が焼けた極めて香ばしい風味と共に、重厚でいて極自然な甘味を帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。

    出汁は鶏や豚の動物系に昆布と思われるものの、前回も記した様に昆布の風味は醤油の香ばしさとオーバーラップする事で些か感じ取り難い印象です。

    一方、スープからは鶏油の焼けた様な香ばしい風味が存分に漂うと共に、緻密に溶け込んだ動物系の旨味が相対的な存在感を占めている様に感じます。

    尚、昆布が与えると思しき豊潤な甘味が舌に余韻として残る一方、自ら味わう限りでは根菜類と思しき甘味も若干ながら混在している様な気がします。

    次に麺を食べてみると、熟成された多加水寄りの中太麺が硬めに茹でられていて、噛み締めると極めて強靭なコシと共に仄かな小麦の風味を感じます。

    そして、緻密に縮れた中太麺にはスープが存分に絡み込むものの、些か麺が硬過ぎる事からスープとのバランスに若干ながら欠ける印象が否めません。

    次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚バラ肉の煮豚が若干薄めにスライスされています。

    ただ、至ってオーソドックスな仕上がりであり、私個人的に記すべきポイントは特段見当たりませんでした。

    食べ終えた感想ですが、私が味わう限りでは利尻昆布の存在感よりも醤油や鶏油が焼けた香ばしい風味の方が圧倒的に際立っている印象が否めません。

    私個人的には「スパイシー焼き醤油ラーメン」が若干気になるものの、それはそれで利尻昆布の存在感が一段と隠れてしまう様な気がしてなりません。

    ご馳走さまでした。