• らーめん(650円)

  • 創業年不明。勝どき2丁目の路地裏にあったお店が2010年12月に現在地に移転してきたそう。

    幸家(こうや)と読むらしい。吉村家〜本牧家〜川崎家の系譜を継ぐ神奈川の幸家(さいわいや)とは無関係だそうで、茨城県で2店舗展開し、アプリも作っている横浜家系ラーメン 幸家(こうや)とも無関係と思われる。
    勝どき店のほか、旧店舗所在地にタンメン屋と築地店があったようだが現在は両方とも閉店しているため、勝どき店と言いつつ、繰り上げ本店でもある。繰り上げ本店なんて言葉があるかは知らないが。

    店外に券売機が置いてある。食券を買って中に入ると、店内にも券売機が置いてある。なんて非効率。

    店員は後期高齢者と思しき老人が3人。接客と洗い物をせっせとする婆さん。焼き物と麺茹で係の爺さん。らーめんを仕上げる爺さん。仕上げの爺さんは店主なのか、らーめんを作る以外はハシビロコウかと思うほど動かない。

    ハシビロコウの手によってカエシ、鶏油、スープが注がれた器に、ろくに湯切りもされない麺が入れられた後、具を乗せられ完成のらーめんは味がとても薄い。
    そこで店内の壁に貼られた「ラーメン・チャーシュー丼の味が薄いと思う方は白いふたのラーメン正油 使用して下さい」の意味を知る。
    家系らーめんは後期高齢者には味が濃すぎるもんね。しかたない。

    あと、麺が冗談かと思うくらい変にちぢれてて食べづらい。例えるならなんだろうと考えた結果、マーティー・フリードマンのことを思い浮かべながら食べることになった。