• 中華そば ミニカレーセット 替え玉(1100円)

  • SNSで拝見していると常に走り続け止まることなくスープと向き合い街を疾走しているそんなイメージの和歌山家さん。
    野生の勘で豚骨を炊いているように見える店主さんですが、実は思考は論理的で冷静。

    ただ一皮剥けば、憎いあんちくしょうの顔めがけ炊け!炊け!炊け!と獣の血が騒いでいると思います。(・∀・)

    そんな本日は告知の通り豚骨優先濃い目のスープ。
    肘を左わきの下から離さぬ心がまえで、やや内角をねらい、えぐりこむように頂くと予想を遥かに越えてスッキリ。
    その正確な豚骨の旨味に続く控えめなカエシは旨味を3倍に増すものとなります。

    控えめなカエシで私の体勢をくずし突破口を見いだせば、すかさず別皿のネギと味玉。
    これはラーメンの攻撃における基本の型で私が全力で食べているその器へ十字型にクロスの交差をさせ、同時に豚を提供。
    炭火で焼き上がったカウンターチャーシューは勢いづいた出鼻を打つために私の突進と店主さんの提供力で威力は倍増。
    ましてクロスさせた場合、店主さんの腕の上を交差した自分の腕が滑り必然的にテコの作用を果たし3倍、4倍の旨味を生み出します。

    ノックアウト寸前で、待ち構えていた追い討ちのミニカレーは下支えに豚骨を全体重のせ、まっすぐ目標をぶちぬくように煮込み、この時、煮込んだコースとおなじ線上をおなじスピードでひきもどすことで一発でKOを生む旨味満載のカレーとなりました。(適当(*・ω・)

    そろそろラーメン屋さんが出すカレーは美味しいと認知されても良い頃です。片手間ではなく、これだけ美味しいスープが奥底に使われているのなら美味しいに決まっていますのでセットで頂くと満足度は桁違い。店主さんの人柄も含めて堪能してください。

    僅か一月程遠退いただけでこれだけの遊び心と変化。やはりなにかと気になるお店としてマークは外せません。

    「あしたもきっとなにかある。あしたはどっちだ」

    これ以上のめりこんじゃいけねえ!と自制心も働きますが暫くお世話になる予定ですm(_ _)m