• 味玉とりのらあめん 醤油

  • 何やら京成大久保にうまいラーメンがあるらしい。
    何故行くのか。そこにラーメンがあるから。
    アルピニストかのようなフレーズで己を鼓舞して、新たなるラーメンを求めて、いざ行かん。

    初めて降りた京成大久保。
    一本通った商店街にこれは旨いものを出す店だと一目で察すことができるような魅惑的な店が並んでいた。
    いい街だ。食いしん坊なワタクシを虜にさせる要素は十二分にある。

    そんな商店街途中に屋台をイメージしたであろうビルの中にあったcase-kさんへ。

    煮干しのいい香りが店中に漂う。もう煮干しだなと心が決まりかけた時、とりのらぁ麺を推すような雑誌の記事が貼られているのに気付き、俺の心をかき乱しに来た。
    迷う。迷いに迷い。結局流れ流され『とりのらぁ麺しょう油』をセレクト。ふん‼️なんて自分がない男なのか。

    程なく着丼。
    スープは表面の鶏脂が浮き加減がベスト。この時点で旨いんじゃない?旨いんじゃない?というパチンコ大当たり前の演出を目の当たりにした時のような高揚感。激アツを予感させる。

    スープ一口。もう優勝ですよ。
    鶏だ。鶏が舌を走り回りよる。
    また角が取れた円やかなしょう油の香りが鼻から抜けて旨し。
    これはいつまでも飲んでいられる味です。

    麺は細麺のストレート。細くてもちゃんとコシがあって噛みごたえも気持ち良し。

    大変美味しく頂きました。
    さてとこの魅惑な商店街をブラブラしてみようかなー