• 味噌ラーメン えび油(900円)

  • 関西ではあまり馴染みがないかもしれませんが、こちらの「一条流がんこ」(大阪の寿司屋チェーンとちゃいまっせ!)は「大勝軒」や「吉村家」等と並ぶ関東の一大「ラーメン流派」と言われています。その家元と呼ばれる一条氏(1947年生)は中々興味深い略歴をお持ちで一時は札幌でもラーメン屋をされてたとか。現在も現役で東京の四谷三丁目のお店に立たれて居られるそうです(僕は未訪)。
    こちらの十八代目(欠番多々あり)のお店は2005年5月に開店。あの"話題の店"の支店が大阪に!と言う事で嬉々として行った覚えが。当時から"牛骨"をメインにしたややしょっぱ目の塩ラーメンが"売り"でした。その後、醤油を食べて以来ずっとご無沙汰。数十年ぶりに最近のメニューである"味噌"を食べに来ました。まずスープを一口。優しい動物系にほんのり海老が香ります。思った程、味噌感は強く感じませんがトータルで良い塩梅。麺は細い縮れ麺。やや柔らか目ですがスープとの違和感は感じません。チャーシューはいろんな形や大きさのものが4〜5枚。食べる部位ごとにいろんな食感や脂感を楽しめて美味しい♩細かく切った白菜、葱に海苔、それに春菊(前来た時は確か水菜が乗ってた⁈)も良いアクセントに。"手作り感満載!"などと言ってしまうとあまりにも軽くなってしまう、ご店主の気持ちと情熱が"丼"一杯に感じられる素敵な味噌ラーメンでした!