全部普通。+ライス(100)
今日は現場近くで外食とのことで。まだ6時なのに外待ちがあってすごい。列まで注文を取りに来てくれるのが家系らしからぬ気配りで早くも好印象。
着席から少し時間があってからの着丼。
……これ普通だよな?すごい、普通がめちゃくちゃ濃い色をしている。
まずはスープ。見た目通りの濃さだが、かなりなめらかなスープで豚の甘さがグンと染みてくる唸るほどの旨さ。とろみがつくほど濃いのにざらつきがないのがすごいし臭みもない。柔らかいスープだ。
続いて麺。これも普通ながら今まで食べた中で最も柔らかい麺。よく茹でだから提供までが長かったのか。ニュルンとした質感の麺で、小麦の甘さが際立ち、スープの甘さと柔らかさに溶け込むかのようによく馴染む。
チャーシューは家系では珍しい煮豚。そもそも吊るし焼きや燻しがやや苦手というのもあるが、好き嫌いを超えてこの優しいスープにはとろけるような煮豚がマッチしてまさにこれが欲しかったという味。
青菜は小松菜でかなり新鮮だし、特殊トッピングの油揚げも優しい甘さでかなりGood。どこを食べても優しく楽しい。
これをもって大國家の普通か。この味を食べてほしいというまっすぐな信念が感じられる。出会ったか。
屋号についてもすぐ近くの大國魂神社に問い合わせて許可を得ているようで、本当に誠実に経営されてるのがよくわかる。
末永く愛されてほしい、魂のこもったラーメンでした。