• 特上醤油らぁ麺(1800円)

  •  祐天寺の駅から徒歩で15分程。9時45分に到着。既に記帳が始まっていて、12時の欄に名前を書く。中目黒に出て時間を潰し、11時40分に店に戻る。中目黒駅から歩いても15分程だった。11時50分に食券の購入を促される。特上醤油らぁ麺をポチり。1800円!強気の値段設定。再び外で待つ。この時間に来ても13時30分からの枠は空いていた。平日なら、そう敷居は高くなさそう。11時55分に店内に。
     5分で着丼。麺線が驚くほど整っている。盛り付けも美しい。メンマの代わりのプライドエノキが珍しい。
     スープを啜る。驚くほど熱い。鶏油の旨みが拡がり、そして出汁の甘み、最後に醤油が香る。天草大王に羅臼昆布を合わせたスープは、確かに高級感を感じる。でも、「またある」系かな。美味いが、驚きはなかった。ただ、プライドエノキがスープに混ざると、香ばしさと旨みが加わり、味に深みが出るのは面白かった。
     麺は、加水率やや高めの中細ストレート麺。小麦の香りと甘みが引き立つ。三河屋製麺製のよう。ツルッとした喉越しで、モチッとした噛みごこち。
     具は、鴨肉チャーシュー、鶏チャーシュー、豚バラチャーシューの3種のチャーシュー。どれも美味。鴨と豚は程よい燻製香を纏っている。ワンタンが2つ。皮がフワリとしていて小麦感が強い。餡には生姜が効いている。味玉はマッカラン。半熟の黄身はオレンジで濃厚。海苔は磯感が強く、美味しかった。薬味は、フライドエノキと九条葱。
     確かに素材への拘りが伝わってくる。でも、この値段は、ちょっと高くない?