• 特製清湯醤油(1050円)

  • スッキリ淡麗系のラーメン、こってり濃厚なラーメン。
     
    味噌味、塩味、醤油味、太麺、細麺、鶏ガラ、豚骨、魚介などなど。
     
    種類もさまざま、組み合わせもさまざまで奥が深いラーメンの世界ですが、今回おすすめしたいのは鶏ガラと魚介と豚骨を弱火でじっくりと煮込んで作り上げられた「清湯醤油」のラーメンです。
     
    そのお店の名前は、「ハマカゼ拉麺店」さん。
     
    JR関内駅の南口から徒歩5分、横浜文化体育館(横浜BUNTAI)のすぐ脇にあります。

     
    店内はカウンターのみ、注文は食券形式です。
     
    メニューは大きく分けて「清湯醤油」「白湯醤油」「塩らーめん」「パーコー麺」「担々つけ麺」「魚介豚骨つけ麺」とあります。
    
今回注文したのは、券売機のボタンの一番左、上から2番目に鎮座されていた「特製清湯醤油」(1050円)。
     
    鶏・魚介・豚骨のあっさりスープに、ミニパーコーと味玉半分が乗ったオトクなラーメンです。
     
    スタッフさんに食券を渡し、待つことしばし。
     
     
    ◆特製清湯醤油(1050円)。
     
    堂々の登場です!
     
    アッツアツのスープから立ち上る天然成分たっぷりな出汁の香り。
     
    見た目のビジュアルも美しく、まさに完成されたラーメンと呼ぶにふさわしい。
     
    食べる前から嗅いで美味しい、見て美味しい、まさに「特製」なラーメンですよね。
     
    スキッと澄み渡ったクリアなスープは、まさに「清湯」と呼ぶにふさわしいもの。
     
    一口飲んでみると、鶏ガラや野菜の奥深いコクがお口に広がります。
     
    そのコクと旨味が実に秀逸。
     
    スープを一口飲むごとに、まるでお口の中に電気を流したかのようにジワジワと沁みて来るんです。
    
そして、麺がこれまた秀逸。
     
    ストレートの細麺なのですが、やはりこのスープとの相性は抜群。
     
    茹で加減は噛むごとにプチップチッと響くほどのコシがしっかり。
     
    硬めの茹で加減なので、この麺の味わいもしっかり感じられますねぇ。
     
    チャーシューはバラとロースの2枚です。
     
    脂身の甘みをしっかり感じるバラと、赤身の旨味をしっかり感じるロース。
     
    2種類のお肉の食べ比べとは、まこと贅沢なり。
     
    硬さもトロトロすぎず硬すぎず、良い感じにお肉の食感をムッチリと感じられます。
     
    味玉が半分入ってきます。
     
    このように、色んな具材が少しずつ入るのが嬉しいですよね。
     
    白身も黄身も味付けしっかりなので、そのままで美味しいのはもちろん。
     
    黄身がスープを吸っているので、なおのこと味わい深く仕上がっています。
     
    ミニパーコーも入っていました。
     
    こちらはチャーシューよりも、よりハッキリした味わいです。
     
    お肉のムッチリとした食感が実に素晴らしく、噛めば噛むほどあふれる下味が本当に秀逸!
     
    パーコーというものを久々に食べましたが、なるほどこんなに美味しいものだったのか、と再認識させてくれました。
     
    他に青菜が少々、穂先メンマが1本。
     
    スープにこだわり、麺にこだわり、具材にもこだわる。
     
    そのこだわりが、この1杯に凝縮した「特製清湯醤油」。
     
    1050円で頂ける、このクオリティはオトクだなぁと感じつつ、最後に残った美味しすぎるスープをじっくりと堪能したのでした。
     
    ◆◇◆後記◆◇◆
     
    冒頭にも触れたように、横浜市内には数多くの美味しいラーメン屋さんが軒を連ねていますよね。
     
    食べる側も、こってり好みやあっさり好みなど好みは人それぞれ。
     
    ゆえに「万人受けするラーメンなど存在しない」とは思いますが、この「ハマカゼ拉麺店」さんのラーメンは、特にあっさり好きな方にオススメしたいラーメンです。
     
    関内駅から近く、近隣にコインパーキングもたくさんあるのでアクセスも良い。
     
    あっさりながらしっかりコクを感じる清湯醤油をはじめ、いろいろな味わいが楽しめる「ハマカゼ拉麺店」さん。
     
    ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
     
    お試しを!