ヤサイニンニクアブラアレ(紅しょうが)+生卵+酢漬けにんにく
京成大久保の店主さんが引退してしばらく、もう二郎の味噌食えないんだなと思うと込み上げる寂しさがありました。
今日、なんとな〜くSNSを眺めてたら川越が限定で味噌をやってるとの情報をキャッチ。しかも川越は通し営業、今から駆けつけるしかない。
下手すれば十年近くぶりの川越ですが、ノーマルを食いたい気持ちをぐっと抑えてのみそ変更。なぜならば、私は二郎系の味噌に目がないので。
着丼。すっげぇ。このご時世に情け容赦のないヤサイの山とでっかいブタ。これでデフォが1000円はコスパエグい。
さて、まずはこのヤサイを退かさなければ始まらない。上からひょいとつまむと、アブラの甘とよく煮えかつ小気味よい食感アリなヤサイで美味しい温サラダ。紅しょうがや酢漬けにんにくのスライスをドレッシング代わりに調子よく食べていく。
お次に山に寄りかかったブタ。ウデと巻き豚のコンビでどちらも岩盤のデカさ。ウデのしょっぱさたるや富士丸のよう。箸でほぐれるほどよく煮えて味染みもガッツリ。ウデをおかずにヤサイを食っていける。巻き豚はやや顎を使う、脂身層のジャキ感ある噛むほどジューシータイプで、かなりの満足感を与えてくれる。
ニンニクは細かいみじん切りで味噌によく合うコク。スープ馴染みが良く味わいを深めてくれる。
麺はややヤワく感じる茹で加減で、粘度のある味噌スープにはやはりこれ。麺のテクスチャとスープとの境目があいまいになったこの味の一体感がたまらない。
スープは二郎系味噌の中でも特段味噌が濃く、ざらつきを感じるほどの味噌を底から支える豚たちの出汁、程よく香る唐辛子の辛さ、欲しかった味噌ラーメンの要素がギュッと込められている。舌の根の方で強烈に感じる旨味と香りは脳まで揺らす極上。
酢漬けにんにくは酸っぱさの中ににんにくのエッジの効いた辛さを忍ばせ、これでもかとドカッと盛られたそれを絡めれば口直しと同時にパワフルに香る。
紅しょうがはさらにツンと酸味をもたらし、鋭い切れ味で助けてくれる。
徐々に丼にニンニクと酢が回っていき、刻々と深まる旨さにちょうど腹11分目で勝利。
ヤパーリ二郎系の味噌はいい。優しい味噌も強い味噌も二郎スープの骨太さの上に輝ける。
川越の味噌はまさにパワー味噌。通年でやってくれたら神。
しかし川越、こんなに盛りが良かったんだっけ。美味いから久々の限界突破で大満足。食が細い人は麺減が必須ですね。
まだまだ二郎味噌は続いていく。希望の一杯。