• 油そば(850円)

  • もし地球が滅亡の日、最期の晩餐に油そばを食べてよし、と神に告げられたのなら私はなんの躊躇もなく 「髭」へ向かうだろう。

    という事で 平和島「髭」へ。
    休日14時、という時間帯にもかかわらず待ちが2人、流石髭。

    そして相変わらず無愛想。声も無愛想なら顔も無愛想。でも根はいい人なのだろう。「ありがとうございました」の言葉には少し覇気を感じる。少しだけ。

    そして毎回悩むが今回もラーメンではなく油そばをオーダー。

    待つ事しばし、この無愛想のせいか客も静かで行儀良い。そしてここはデフォて推定400gはあるので硬派でタフな奴らだけが暖簾をくぐる事を許されているのか。最近二郎系も女子が増えているがここで女子は一度も見た事がない。そう、カップルが来て、並びで食べる事を要求する事はここでは許さない、様に見えるからだろう。

    そんなこんなで着丼。味はどうか?

    仕事終わりなのでニンニクガッツリ。間違っても何かを「増す」事は流石の私でも出来ない。

    初暖簾の際、何気なく大盛り野菜増して俺ラーメン史上第2位の物量をこなさなくてはならなくなり、プレッシャーから脂汗が止まらなかった事を思い出す(勿論登頂(完食)を逃した事は人生で一度もない🌋)。

    さーいただきましょう。ん〜ん〜なんと暴力的な旨さ。抗えない、色々こういうジャンクラーメンに文句はある人も多いだろうがこの味の暴力から抗うことを回避できない。

    んまし!ご馳走様でした。何の具材1つ取っても怠る事なく「具 for 丼」「丼 for 具」を体現している、そうラグビースピリットの様に🏉🍜。

    外へ出るとさっきからウロウロしている親子が。どおやら旦那は髭に入りたいみたいだが、当たり前だがこの店は「大盛りと取り分けの小丼2つね」みたいなファミレスオーダーは絶対出来ない事を嫁は勘付いていて阻止に走るが旦那も粘る。娘達の前で恥かくから嫁のいう事聞いてね旦那さん😅。