• スタミナ冷やし(普通盛)(780円)

  • 2021年2月6日(土)

    本日は「茨城スタミナラーメン」を試す目的でこちらの店を初訪問。

    前々から存在が気になっていて、電車とバスを乗り継いで遥々訪れてみました。

    11時57分に到着すると、店の前では6名の先客が入店待ちの状況です。

    外待ちの間に食券の購入を求められた為、今回は「スタミナ冷やし(普通盛)」の食券を購入しました。

    そして、待つ事8分ほどで席に案内され、着席と共に食券を渡すと待つ事9分ほどでラーメンが到着です。

    緩やかに縮れた中太麺は冷水で締められていて、その上にはレバー、カボチャ、キャベツ、ニンジンを具材とした熱々の餡が掛かっています。

    先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が若干硬めに茹でられていて、小麦粉の風味には欠けるものの靱やかなコシと強い歯応えを感じます。

    次に餡を食べてみると、醤油の風味や一味の辛味と共に、加糖で与えたと思しき甘味が舌に結構強めに伝わります。

    尚、餡自体は鶏ガラスープに醤油、砂糖、一味、豆板醤等を加えてから片栗粉でトロミを強めに付けた様な味わいです。

    また、何れの具材も予め油通しする事で、熱々の餡に仕上げても尚各々の素材自体の風味や食感を素直に保っています。

    そして、麺に餡や具材を絡めて食べてみると、餡の風味や野菜の甘味が麺の歯応えと相まって味わいに一段と力強さが増します。

    一方、レバーは風味を保ちつつ臭味を見事に抑えているものの、カボチャやキャベツに比べて些か存在感が薄い印象を受けます。

    この料理にカボチャとキャベツは必要不可欠であるものの、私個人的には肉類に敢えてレバーを使う必然性は無い様に感じます。

    食べ終えた感想ですが、決して劇的に印象に残る味ではないものの、一度食べると妙にハマりそうな中毒性を孕んだ味わいでした。

    改めて訪れる機会があれば、次は暖かい「スタミナラーメン」を是非試してみたいと思います。

    ご馳走さまでした。