• チャーシューめん ねぎ 背脂まみれ 細麺(1480円)

  • 姫路の濃厚豚骨!
    〜街道沿いの攻めたやつ!〜 の巻

    3月にオープンしたこのお店。
    関西の元同僚からその存在は聞いていて
    気になってはいたが、この度やっと初訪問。

    チャーシューめんだが、青々とした九条ネギが
    どっさりのっかって、健康的な色に。
    隣で黒光りするにんにくチャーハン(650円)が
    すごい存在感だが、まずはラーメンからいただく。

    どろっどろの豚骨スープ。
    濃厚豚骨という謳い文句に偽りなし。
    スープを口にすると、豚の香りが
    ブワッと広がり、鼻から抜ける。
    背脂の量は、一番多い「まみれ」を選択。
    甘くてヘビーな危険なやつ。
    トッピングしたねぎのハリハリとした食感と
    爽やかな風味がいい仕事をしている。

    麺は細麺をチョイス。
    博多麺のような低加水の麺とは異なり
    黄色くて、角が張った麺で、少しやわらかめ。
    ストレートだが、スープが濃厚なため
    かなりのスープが絡んでくる。

    ねぎの下には、バラチャーシュー。
    麺を引き上げたりしていると
    自然と崩れるやわらかさ。
    麺やねぎと一緒にすすると豚感アップ。
    これはもはやスープの一部か?

    着席と同時に提供される高菜。
    ごま油が効いていて、見た目以上に攻撃的な辛さ。
    この香りと辛さが濃厚スープにベストマッチ。
    一気に加速して麺をすすり上げる。

    麺をひとしきりいただいた後は
    にんにくチャーハンにとりかかる。
    レンゲで掘ると、中からにんにくゴロゴロ。
    見た目ほど味は濃くないが
    香ばしくて、パラパラで、
    強烈なにんにくのパンチでレンゲが止まらない。

    チャーハンを軽く平らげた後
    冷めやらぬ興奮を抑えきれず
    替玉(130円)を細麺で追加注文。
    最初の麺よりシャッキリとしていてコシがある。
    ゴマを60回転ほどすり、紅生姜を3つかみほど
    生のにんにくを2片ほど絞り、高菜をさらに投入し
    残ったねぎとともに、一気に完食。

    駅近でもあるが、街道沿いにある店舗のため
    ファミリー向けの万人ウケするラーメンかと
    思いきや、ひと口で脳に刻まれる
    この濃厚さは中毒性があり
    かなり攻めた姿勢を感じる。
    高菜の香りと辛さも気に入ったため
    衝動的に持ち帰り(300円)を購入。
    店を出る頃、外のウェイティングシートには
    かなりの客が座っていた。
    わかるよ、みんなのその気持ち。
    また絶対来よう。