• 煮干し醤油

  • 初訪。知らない内に地元に出来ていたラーメン屋。
    店内はいかにも伊豆下田に来ました的な、サーファー感の強い内装。それに加えて鬼滅の刃グッズがあちこちに置かれていて、もしかしたらそこで縁日っぽさを出しているのかもしれない。
    やはりサーファーっぽい兄ちゃんのワンオペ。黒いTシャツの背には【NO RAMEN NO LIFE】の文字。おお、こんな僻地でラーメン屋をやるからには、熱い意志を持っていたのだな……と感激し、胸のロゴを見ると。

    【天下一品】

    「他店かよッッ‼︎‼︎」
    激しく動揺しつつ、着丼した一杯をまず啜る。スープ、熱っ。でもそれはとても良い事で、基本故に重要な事だ。味はソフトな煮干し清湯で、これと言って可もなく不可もなく。トロ系のバラ巻きチャーシューはなかなか美味で、大きめの海苔が2枚付いているのも嬉しい。
    しかし店員は何を思って、現在静岡県には一軒も無い天一のシャツを着て厨房に立っていたのか。なお、メニューには「あっさり」も「こってり」も無かった。