こがし醤油ラーメン（880円）

Ver.麺屋 しん(長沼)
炭火吊るし焼きチャーシュー丼(400円)を添えて
本店のレビューを見てたら、野菜塩とこがし醤油推しが多かったが、店内の掲示を見るとレモン塩と鶏塩推し。結局、こがし醤油をたのむ。麺は西山製麺の真っ黄色の加水多めのもちもち麺。スープも角の立たない良い動物系のダシに、まろやかな醤油ダレがよく合う。ラードの蓋もそれなりに効いていて、アツアツ感が最後まで持つ。タレのおかげか、ダシのおかげか、まろやかな塩味の向こうに甘みが感じられ、上質な出来となっている。トッピングは、あれ？と思う不思議なチャーシュー、正体は鶏胸にしっかり味付けしたものだと思うものがあっさりな中にも旨みが感じられる。キクラゲは形と大きさを揃えてあるし、茹でモヤシはヒゲ根と種が取ってある。角切りメンマもいい感じ。味玉も半分だけど、半熟玉子に上手に仕上げてあるし、味付けもくどくない。斜め薄切りのネギも厚さが揃えられていて仕事の丁寧さにびっくり。強いて言えば、上品だけどインパクトに欠けるところかな。丼は残念ながらイマイチ。ネギも甘ダレもいい感じだが、肝心のチャーシューに油味がないから、なんだか物足りない感じ。サテライト店なので仕方ないとは思うが、この丼には豚バラチャーシューの方が合うという印象。しかし、笑顔が素敵な男性店員さんもキビキビ動く人形のように細い女性アルバイトさんも、とても良い感じ。ごちそうさまでした。