かけ(並)（850円）

大阪市は福島区。ずっと来てみたかった「烈志笑魚油 麺香房 三く」に来ました。今回も左上の法則にて「かけ(並)」にありつけました。運ばれてくるや否や香るニボ！表面には細かなニボ粉が浮いているものの、その下はあっさり澄んではいますが、芳醇なニボスープ。旨味が炸裂、海が香ります。されど苦味エグ味は最小限、かなりの手を掛けている事がうかがえます。また醤油は一年熟成モノを使用との事で、やさマイルドな味！その味は、押しのある塩味やエッジではなく、大豆や麹の旨味を生かした仕上がり。この旨味と手を掛けたニボの旨味の掛け算なのでもう幸せのトップに！麺はこのタイプではちょっと珍しいかもしれない中細縮れ麺。でも、ぱつんともちの両方の気持ち良い食感を持ち合わせており、小麦感も感じられ、スープとの相性も絶妙。この関係性、かなり計算されてますね。ネギは輪切りでは無く、白ネギのみを縦に薄切りで、ネギのスジが通った食感と旨味が楽しめます。チャーシューは結構分厚い煮バラチャーシュー。結構歯応えがしっかりしており食べ応えがあります。また脂身がニボスープと良い相性で旨さが倍増！そして…少し食べ進んだところで、「くすり」をお願いします。「くすり」って白い粉ではありません。絶妙ブレンドの七味唐辛子なんです。辛さより爽やかさが特徴で、スープに新たな風が吹いた感じです。ニボ感はややライトになりますが、単調に感じてしまわないように工夫されているところが脱帽です。そして入店から食後に外に出るまで、こまかな気配り・サービスがとても評価できます。こちらも多くのメニューがあり、再訪が楽しみです！大阪(市福島区)ハンパないって！