佐野駅の近くで呑んで、締めにラーメンと酔いに任せて歩く。9時過ぎるとラーメン屋は皆閉まっている。市役所の前で、灯りを見つけて飛び込む。4人組一組が呑んでいた。瓶ビールと佐野ラーメンを頼む。先にビールとアテが届き、呑みながら待つ。夜から深夜にかけて営業する店らしい。
10分程で着丼。佐野ラーメンらしいビジュアル。澄んだスープに縮れ麺。煮豚タイプのチャーシューに、多めの刻み葱。
スープを啜る。鶏ガラの旨味に支えられた佐野らしい醤油スープ。生姜もほんのり香る。呑んだ後には嬉しい、あっさり目のスープ。
麺は、加水率高めの不揃いな中太麺。ピロピロとした食感が嬉しい。
具は、煮豚風のチャーシューが1枚。ホロっと柔らかい。柔目のメンマが4本。可愛いナルトがチョコンとのる。薬味は葱。この葱が、スープによく合う。
酔った締めにピッタリの一杯だった。酔客のための締めのラーメン提供店だなぁ。