• とんこつラーメン(700円)

  • 本店のWEBサイトから取り寄せ。

    店主が脱サラして始めた宮崎県の店。京都の無鉄砲をはじめ、幾多の弟子を輩出する。広島の汁なし担々麺店の雄、くにまつの店主も好きなラーメン3店の内に含める店。

    真空パックされたスープを温めるため手鍋に移す時にかなりの量のラードと骨粉を確認。覚悟を決める。

    盛り付けて実食。つけ麺の汁かと思うほど濃度もカエシもきついスープ。ラードの油脂もコラーゲンもたっぷりで唇がテカテカになり、少しすると張り付く。濃度も塩分も高いのだが、まろやかでもあり臭みは無くレンゲが止まらない。

    自社経営の鏡洲麺工房製の麺は、とんこつ系には珍しく縮れた中細麺で、クチナシなのか色も黄色い。麺長はやや短め。シコシコ食感でコシがあり、博多系の極細麺とは全く違うタイプ。あえて言えば、大衆中華店の中華そば用の麺の非常に上質なものといった感じ。

    具は九州のとんこつ系では珍しい白ねぎ、それと白ごま、紅ショウガ、トロトロの巻きバラチャーシューが3枚、これまたとんこつには珍しいメンマが数本。共に色は薄いのだが味付けは濃いめ。濃いスープに濃い具という強い取り合わせ。愚息と食べたため、セットと称してうかつにチャーハンを合わせて作ったのだが、これは断然白ご飯が合う。というか白ご飯が欲しい。

    同サイトで別途購入した辛し高菜を途中から投入。結構ピリ辛系で引き締まるのだが、ますます白ご飯が恋しい。

    麺を食べ切ったところで終了。さすがに完飲ならず。次回はご飯ダイブで完飲完食を目指したい。ご馳走さまでした。

    追伸:後で確認すると店舗ではもやしをのせて食べる人が多い模様。濃いスープをもやしで中和する作戦か。納得。