イワシの煮干しの冷たいラーメン（1100円）

ツイッターで夏季限定のメニューを見てたまらず最愛の店に。
金曜午前１１時４０分頃到着して待ちはなし。
注文したのは

【イワシの煮干しの冷たいラーメン】（夏の新限定）

氷の載った黄金色のスープに沈む中細麵。表面には若鶏の炭火焼き、オクラの煮浸し、小口葱。
スープを一口。迫ってくるニボニボ、塩味は結構強め、
しかしどこまでもクリアで苦みえぐみはなく煮干しの旨味がぐいぐい来る。
麵をずずっと啜れば、これまた煮干しの風味がぶわあと広がる。
つるつるもちもち、きんきんに冷えた麵を嚙んでいくと、やがて小麦の旨味がじんわり口中に。
そしてこの若鶏の炭火焼きのうまいこと。そんなに味がついているように見えないのに、
一口囓るとしっかり味がついている。嚙んでいくとこれまた鶏の旨味が口中にむわぁと広がる。
こんなおいしいのこれだけのっけてていいの？
オクラの煮浸しもいい味付け。
このロケキチの店主さん、イタリアン出身だと訊いているが、和食的なものも実にうまい。
あっと言う間に食べすすめ、後半目を閉じてデッドでスープをいただくと、
まるで清らかな海をいただいているような気になります。
まさしく名人芸の一杯という感じ。
お見事！