• 味玉子ばけスペシャル(980円)

  •  平日の12時に来店。9席のカウンターは満席。5分ほど待って、席に着く。
     前から気になっていた「ばけ」。そこで、煮玉子ばけスペシャルの食券を買う。なぜ「和え麺」でなく「ばけ」なんだろうと思ったら、どうやら味が「化ける」かららしい。
     5分で着丼。アッサリ系のまぜそばのようなビジュアル。
    よーく混ぜる。丼の底には、タレや魚粉が。具は、叉焼(股肉をタレで煮詰めた旨味凝縮タイプ)・刻み叉焼・刻みメンマ(筍感満載)・白葱・青葱・ナルトと煮玉子。
     麺は、中細のストレート麺。加水率は低く、シコシコした食感。
    麺を啜る。魚介感満載の醤油だれのまぜそばのよう。一味を振ると、よく合う。ややアッサリだが、酢などを加えればこれだけでも一杯いけそう。
    でも、半分ほど食べたところで、スープをお願いする。小碗になみなみと黄金色のスープが出される。清湯スープのよう。これを一気に丼に投入すると、普通のラーメンのように変身。普通は、残ったスープに和え麺を投入するが、先に和え麺を味わわせておいて、後からラーメンという逆の発想が面白い。ただ、澄んだスープを味わえないのがやはり残念。今度は、志那蕎麦を食べてから、「ばけ」を頼もう。