• 塩ネギチャーシュー

  • コロナで近隣のお店の見直しができるのは結果的には良かったかな、なんて。これは数少ないいいことのひとつ。

    さて、お昼しかやってないならお昼に来ましょうと武蔵野大学近くのこのお店へ。今回は塩にしたいなと。チャーシューも良かった記憶。

    口頭オーダーなのですが、入るとネギラーメンというオーダーが聞こえ。。なら塩ネギチャーシューでいいんじゃない?なんて感じでそれに加えて、

    「麺硬めで」

    前回は、ワンオペの厨房に対してなんとなく言いづらいようなプレッシャーがありましたが、今回来てみるとなんてことはない。自ら警戒し過ぎていただけみたいな。

    むしろ、
    「何ラーメンの大盛りでしたっけ?」などオーダーを何人も聞き返していたり(マスクで もそもそ話すからというのも)、オーダー2つを「どっちでしたっけ?」なんて丼の行き先決まってないこともあったりで、ラーメンを作るのに集中してるって感じ。むしろ親近感。

    で、来たラーメンは 硬めにすべきと考えていた当時の思いが分かるような麺。伝統のこの麺は断面が1mm×1.5mmくらいの細麺なんですね。これは浅茹でちょいカタの方が個人的には美味しい。そして、その状態で出てきて大満足。

    これもそのうち軽く緩みますが、スープは温度がそう高くないので言うほどのびません。

    んー、ここは硬めでお願いしたい所。(硬めといってもやわ麺界の硬めくらいで出てきます笑)

    麺が美味しいなー。これはかの支那そばの鬼のレシピ・製法とか。軽く嫋(tao)やかな麺で納得感があります。

    そして、なんでだろう。みんながズズズーッとやっちゃうんですよねw むしろこれが本来のジャパニーズラーメンであると思い起こさせるような、そんな麺です。(外人さんは音で卒倒するかもw)

    さて、アタマに戻って、

    「塩スープがとっても美味しい。」

    塩推しになっちゃいますね。カドのない塩スープです。鶏かな下地は。飲んでも嫌でないというのは脂っこさが適度というのもあり。年配の方もちらほらいます。

    昨今珍しい、ちゃんとした焦がしネギ(ここのは刻みでなく少し大きめな輪ネギかな。写真左の天かすみたいなの)が、所々で「やぁ!w」と顔を出しており、その独特の香りと歯ごたえが効いています。

    ネギラーメンだとさらに青ねぎ三昧。青と焦がしの共演でネギ好きには堪りませんw 塩とネギは合いますねー。(ネギ好き的には醤油にも味噌にもなんでも合うと思っているのですがw)

    チャーシューは青葉に似ている。あおばだけに。。(え

    ホロホロ系の手前というか。部分的にホロホロになっています。下手をすれば青葉みたいに出汁ガラになりそうですが、そうでない。

    豚臭さもかなり抑えられていて。個人的には豚臭さはあっでいいかな、なんて。チャーシューは好みで入れれば良いレベル。ので個人的には塩ネギラーメンが今のところベストかな?

    あと、結構量ある感じ。細麺だとちまちま食べるからか量があるように思います。胴の楕円な丼は多分普通のお店の大盛り丼じゃないかしらん。。スープ飲むから尚更。

    塩だとスープいくからノーマルでよくて、醤油だとまぁ食べる方なら大盛りもあるのかな。。

    いずれ、今回の塩は大当たりでした。細麺好きにはオススメできます。焦がしねぎが有るのも珍しいかもだし、また来たい感じ。まさに地元の有力店のひとつといった感じ。