• 特製桜海老つけ麺(1250円)

  •  11時開店と同時に入店。今日の第一号。特製桜海老つけ麺(限定15食)をポチり。暫くして、ボチボチと客席が埋まっていく。店内には、銘柄小麦の袋がディスプレーされている。小麦に拘る製麺所がコンセプトのよう。JPOPが店内に流れる。
     15分程で着丼。結構しっかり茹でているよう。桜海老がスープにと思ったら、麺に乾いた桜海老が添えられているだけ?ちょっとイメージと違うかな……。
     麺だけを啜る。加水率が高めの中太ストレート麺。小麦は、はるきらりともち姫のブレンドとのこと。阿蘇の伏流水を使っているという。確かに小麦に拘っている製麺所らしく、麺はなかなかいい。
     次に、スープを啜る。豚骨と鶏のダブルスープに、九州の醤油を合わせたとある。でも、濃度がある割には旨味が少なく、醤油の塩味ばかりが立っている。海苔の上にうるめいわしと焼きアゴの魚粉があるが、スープに入れても魚介感は思ったほど感じない。バランスがよくない。辛味もほんのりとする。スープには、大きめに刻まれた玉葱と軟めの太いメンマが浸っている。
     具は、薄くスライスされたロース肉のチャーシューが5枚。スープの脂に旨さを消されてしまう。味玉は、火が入り過ぎて茹で卵。添えられて桜海老は殻が硬く、麺に合わない。
     これで1250円は、コストパフォーマンスが悪い。残念な一杯だった。前にまぜそばを食した時は悪くなかったんだけどなぁ。ボットで提供された割スープも出汁感が弱かった。