• しおラーメン(750円)

  •  従兄弟の紹介で、従兄弟と訪れる。堀込駅の近くの店。11時40分頃到着。昔は居酒屋か何かだったような店構え。ほぼ満席で、座敷待ちの外待ちもいたが、直ぐにカウンターに座れる。看板にしおラーメンの写真があったので、しおラーメンと餃子(3個)に生ビールを頼む。直ぐに届いたキンキンに冷えた生ビールを呑みながら待つ。
     20分程で着丼。澄んだスープが美味そう。麺は、佐野らしい青竹打ちのピロピロ麺。
     スープを啜る。インパクトはないが、優しい味。鶏ガラが中心の旨味が口の中に拡がる。塩梅もよく、ずっと飲んでいられるようなスープ。
     麺が秀逸だった。青竹打ちの加水率が、かなり高めの中太ピロピロ平打ち麺。適度な縮れが、スープをよく持ち上げる。コシはないが、喉越しは最高。
     具は、大きめな焼豚が1枚。箸で崩れるほど柔らかいが、しっかりとした旨味も。他には、メンマ、ナルト、葱。胡麻が少し。このシンプルさがよかった。
     手打ちの皮で包まれた、やや大振りの餃子は、皮はカリカリで中身はジューシー。肉汁が溢れる。餡は、生姜が聞いていて、意外とアッサリ。
     店を出ると、5人程の外待ち。このレベルで、並ばずに入れるのは嬉しい。佐野の隠れた名店を発見。