• 爆盛油脂麺(200g)(950円)

  • 2022年8月5日(金)

    昨夜は仕事を終えてから若干寄り道をしてこちらの店を初訪問。

    先週末に五反田の「平太周」で満腹を理由に注文を断念した混ぜそばを目当てに訪れました(苦笑)

    19時05分に到着すると、店内では4名の先客が席に着いている状況です。

    先ずは「爆盛油脂麺」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと麺量の選択を尋ねられました。

    当然最小量である「200g」を選択すると、待つ事9分ほどで待望の混ぜそばが到着です。

    極太麺は予め粘稠なタレと和えられていて、その上にはチャーシュー、メンマ、味玉、刻みネギが乗ると共に大量の背脂が振り掛かっています。

    ただ、先日ラーコンパニオンが食べた同メニューに比べて醤油の色味が明らかに薄めである印象です(以下写真参照)

    先ずはタレを味見してみると、醤油の風味や塩味は案外円やかに纏まっていて、尚且つ背脂の甘味と共にニンニクの風味が明確に効いています。

    また、醤油の風味が穏やかである割にはタレの量が多い事から、タレにはラーメンに使われているスープも若干加えられている様な気がします。

    とは言え、先日ラーコンパニオンのを少し食べた時に比べると、醤油のキレが至って弱めであると共に加糖的な甘味も些か希薄である印象です。

    次に麺を食べてみると、低加水寄りの太麺が結構硬めに茹でられていて、噛み締めると歯触りに茹で切られていない小麦特有の粘りを感じます。

    実際に噛み切った断面を目視で確認してみると、中まで熱が通っていない事から芯には白い小麦粉その物が無垢な状態で残されている様子です。

    そして、全てを混ぜ合わせて食べてみると、太麺には粘稠なタレが潤沢に絡むものの、麺に対してタレが些か勝ち過ぎている印象が否めません。

    次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉のロール煮豚が若干厚めに切られていて、尚且つその一部は麺と絡み易い様に予め解されています。

    肉質はパサ付く事なく適度な弾力を保っていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。

    最後に味玉を食べてみると、黄身はゼリー状に仕上がってはいるものの、下味が希薄である事から黄身の旨味が極めて舌に伝わり難い印象です。

    食べ終えた感想ですが、マイルドで食べ易く纏められてはいるものの、当初期待していたパンチには著しく欠けている印象が否めませんでした。

    そして、先週末にラーコンパニオンから少し貰って食べた時の印象とは明らかに違っている様な気がします。

    機会があれば再び五反田の店を訪れて、そちらの「爆盛油脂麺」を今一度食べてみたいと思います。

    ご馳走さまでした。