坦々麺（1000円）

自分がさんざん夜中に通った力丸の店主の店。夜中の客たちを相手にしていたのとは打って変わって、まともな人が食事をする時間に家族連れなどで賑わう店舗やへのベビーターン。力丸や夜中の客？が悪という訳ではないけど、昭和のパリーグの選手がジャイアンツに移籍したかのようなそんな雰囲気です。
まだ一度しか行けてなかったんだけど、坦々麺が気になっていたので再訪です。着いた時は2,3人だったけど、あっという間に満席近くまでは人が入りましたね。
さあ着丼です。｢！｣しまった！迂闊だった！坦々麺のときは注意しなきゃいけなかったのに……カシューナッツがありました。ごめんなさいして取り除いてもらおうというところだったのに、わざわざ作り直してくれました。お気遣いありがとうございます。そうだよな、酔っ払ってる人や夜中のテンションの人相手にも丁寧な接客をしていたな、いろんな記憶がよみがえりました。本当にありがとうございます。
気を取り直していただきます。白ごまの坦々ですね。麺の粘度とスープの粘度がいい感じで、なんというのか小麦粉とごまが混ざり合うやさしさというか、えも言われぬ良い感覚なんですよね。そこに水菜のシャキシャキとひき肉の食感が加わって楽しいものになります。辛さはそれほど（当社比）でもないけど、誰にでも美味しく食べられるのではないでしょうか。とは言えパンチがないわけでなくしっかり旨い辛さのバランスです。美味かったです。淡麗系の醤油と塩があっての坦々麺だったからすごく気になっていたのですが、納得のいく美味さでした。ごちそうさまでした。