• 海鮮ちゃんぽん(1980円)

  •  「そごう千葉」春の九州物産展の後半に出展の長崎市の中華街にある老舗が出展。6年程前に長崎のこの店で食べた。長崎のちゃんぽんってこんなもんかぁ、という印象しか残っていなかったが、折角だから食べてみることに。日曜の10時20分にイートインスペースに到着。休みということで、結構物産展は賑わっていた。この店も1/4程席は埋まっていた。広告の海鮮ちゃんぽんの食券を購入して、席に着く。1980円は高いなぁ!と思いつつ。
     5分程で着丼。蟹の爪が3本。大きなお頭付きの海老が2本。確かに豪華そうに見える。この値段かぁ……。
     スープを啜る。白濁した豚骨と鶏ガラでとったスープは、円やかで甘味がある。でも、スープだけだと塩味も強め。ちょっと塩っぱく感じる。
     麺は、ちゃんぽん王道の丸いストレート太麺。かんすいでは「かん水」ではなく「唐灰汁」を使った麺は独特の風味。軟く、ややモチッとした食感。
     具は、蟹の爪が3本。殻付きで、グルリと切れ目が入っているので外しやすいが、最初から外しておいてもよいかなぁ。大きな海老も2本。身の部分の殻は外してあるが、頭を取ろうとすると手が汚れる。お頭付きの方が豪華そうだが、取ってあった方が食べやすい。しかも、ちゃんぽんの上に蟹も海老もボイルしたものをのせてあるだけなだけなので、スープの海鮮感は全くない。後は
    王道のちゃんぽんの具。豚肉、長崎蒲鉾、烏賊、帆立、木耳、キャベツ、モヤシ、筍、サヤインゲン、ウズラの玉子。烏賊は大きくやわらかだった。具材が豊富はので、スープと食べているときは塩辛さを感じなかったけど、食べ終えて喉が渇く。やっぱり塩味が強いかなぁ。
     ラーメンではなく、ちゃんぽんという食べ物なんだと実感。「思案橋ラーメン」の爆弾のようなニンニクの味変とこ、辛味の味変がないと、後半はやや飽きるなぁ。