• 掛け節そば(830円)

  • 黒歴史を収録する前にこちらへ。中高の野球部時代、高田馬場駅から西戸山公園に歩く途中に毎週見かけていたので、外観とは10年の付き合いということになる。ただ店内に入るのは2-3度目くらい。記憶に間違いがないか確認すると2001年創業らしいので、中学時代からそこに存在していたことは確からしい。
    「掛け節そば」はラーメン、「浸し節そば」はつけ麺を意味する。スープを一口啜ると、濃厚な豚骨魚介の重厚さを感じる。つけ麺でこの類いの店は数あれど、ラーメンでここまでの濃厚な豚骨魚介系×細麺は久々に食べた。背脂、トンコツ、豚足等豚をメインに出汁を取っているとのこと。また、魚介は鰹節がけっこう強め。それぞれの主張が強く、それを中和させているのがタマネギなどの野菜の出汁。後半、底に沈んでいるタマネギの甘みがじんわり浮かび上がってきて、濃厚なスープも胃もたれせずに飲める。麺はカネジン製麺の低加水な中細ストレート。優等生な麺は少し主張が弱めだが、うるさめのスープとのバランス的に丁度いいのかもしれない。チャーシューはほぐしチャーシュー。スープにふんわりと広がっていくと、スープに旨味が染まっていく。その他トッピングはネギ、海苔、細メンマ。