ロイヤル台湾にぼ鶏スープ 醤油（900円）

究極卵の鶏チャーハン(800円)とともに
いかにもロイヤル風の台湾ラーメン。玉ねぎ使いが実に上手い。微妙な大きさの違いによる火の通り方の違いが、まるで複数の具材を入れてあるような錯覚。ありがちなモヤシもニラも使ってないのに、肉味噌の感じはまさに台湾ラーメン。ロイヤル風の解釈と受け止める。醤油あしのスープはいい出汁が出ているが、今日は少し塩味が強かったかも。その上にたっぷりの辣油。辛過ぎず、香りの良い感じは多分自家製の辣油。スープに玉ねぎの甘さが微妙に出ていて、辛いけど甘みもあって美味い。加水少なめの極細ストレート麺がこのスープに合う。トッピングは、細かく割いたメンマ、荒微塵より少し大きめの玉ねぎ、小口切りの長ネギ、細かく挽いた豚挽き肉に絶妙な辛みと旨みを纏わせた肉味噌。この肉味噌単独でご飯に乗せて食べたらさぞ美味いことだろう。しかしもしかしたら、スープの塩味の濃さを感じた理由はこの肉味噌なのかも？チャーハンの具は、チャーシュー、卵、長ネギ、玉ねぎで紅生姜のトッピング付き。チャーハンも今日のは少し濃いめの味付けだったかな。自分の体調のせいなのか、店主さんの体調なのか、これまでで一番塩味がキツく感じたが、ロイヤル風の解釈の台湾ラーメン、これまた玉ねぎの使い方が斬新なチャーハン。そして店主さんご夫妻の何気ない心遣いのおもてなし。来るたびに新しい驚きに満ちた素晴らしく素敵なお店。是非、長続きしてほしい。ごちそうさまでした。