出汁が効いた冷やし!
〜とろみで一体感!〜 の巻
このお店もずっと気になっていたが
立て続けに何回かフラれていて
なかなかいただくことができなかった。
今回は、SNSの開店メッセージを
リアルタイムで確認してからの訪問。
曇ってはいるが、湿度が高く暑いので
是非ここの冷やしをいただきたい。
ローカルTV番組でも放送されていたが
店主さんの気まぐれで色々な食材を使った
限定メニューが出されることがある。
今回は残念ながら目星をつけていた
限定は売り切れていたので
夏季限定の冷やしそばをオーダー。
キンキンに冷えた大ぶりの丼。
淡い色のスープに黄色い麺。
レアチャーシュー3枚と、半熟味玉半個
ネギとメンマというシンプルな構成。
よく冷えたスープは、節系の出汁が
全面に押し出されたもの。
白たまりの塩気もほどよく立っているが
醤油のカドはなく、グビグビ飲めてしまう。
どちらかというと
醤油というより塩寄りな感じ。
強く縮れた細麺は、冷やしなので
よくしめられていて、コシが強い。
縮れがすすったときの心地よさを演出し
スープの持ち上げもいい。
スープ自体にも軽いとろみがあるので
かなり麺とスープの一体感が出ている。
レアチャーシューはしっとりやわらかい。
脂身はほとんどなく、さっぱりしている。
味つけも控えめなので
出汁感満載のスープと一緒に楽しめる。
一緒に頼んだのは
ローストビーフミニ丼(550円)。
赤身のロゼ色、黄身の黄色
わさびの緑色のコントラストが美しい。
ローストビーフそのものにも
軽く塩味があるが、たまり感の強いタレと
黄身の濃厚さの相性がいい。
そこに牛肉の味と、わさびの辛味が
合わさって、ご飯が5口で消える。
シンプルで奇をてらわない見た目だが
この出汁で食わせる感じがいいなー。
冷やしなのにとろみのあるスープに
さらに食わせる工夫を感じた。