塩生姜そば

今日は最高気温1ケタで雨の日。腰を据えてスマホゲーするつもりでお昼。いい加減お腹空いてこのお店へ来ました。

傘置きに傘がないので空いてるのかと思ったら半分くらい埋まっていて驚き。

さて、寒いので塩生姜そばにします。やはり今日は生姜が有り難い。書き付けによればアゴと鯛煮干しのスープです。

出てきた高さのある鋭角な白い器。三つ葉と蓼(tade)の乗るお洒落なスープの表面はこの魚独特のオイリーな脂が覆います。引き上げた麺の感じは結構オイリー。

そういえばここでは麺の硬さは硬めとかそこまで拘ってオーダーしてない気がしました。ノーマルでも美味しい麺です。

ポイントは麺が結構ギッシリなのと、生姜成分は底に沈澱しがちということ。ある程度食べたらスープの「循環」をすると生姜が行き渡ります。ベースだと脂であまり味が分からない感じ。でも好きですが。

生姜の繊維がちらほら見えるように、まんま生姜が入っているので脂でマイルドですが、舌を超えてのどの奥に生姜がカーッと来ます。

シャキシャキの青菜と、やはりここは焼き鳥屋さんが本業なので鶏はそれらしい味がします。皮付きの鶏スライスはスープで温めて食べると、柔らかいのに香ばしい香りもして素敵です。

海老鶏ワンタンもフムフムといった感じ。胸肉は少し厚みが大きかったかな？弾力のある鶏は流石。

メチャうまではないけれど、日常にあると嬉しい一杯。

スープ飲んだら温まり、まるで寒くなくなりました。冬は味噌や生姜は有り難いですね。