• 太肉麺

  • 久々に新宿へ。帰りに味を忘れかけている桂花へ。気楽なのはふぁんてんかなー、と地下に来ました。

    来てみると辛肉麺と太肉一本盛りなんていう馬鹿げたメニューがありましたが、ここは太肉(ta-ro)麺。

    また値段が上がっているが、山頭火とここは札を突っ込みます。なんだかタバコ吸う人の気持ちと同じかも知れない。

    値段がいくらであろうと、食べるのだwwwww

    そして麺は硬め。ここは硬めです。
    キャベツの余熱変化と合わせて麺の変化も楽しむ。それに玉子なしの白系麺は硬めが合うと思うんですよね。

    なんでだろう。このお店では凄くワガママ。
    他のお店では何だろうと構わないんだけれども。当たり前みたいにスタイルが出来ている。

    出てくるまでにプラスチックジャーの氷で冷えたプーアル茶を飲みます。これが美味しいんだよねー。色々記憶が蘇り、来ました丼!(ちょw

    見た目、華のないここにラージャン。ニンニク入り一味を気が触れたくらいかけます。面倒なのでフタを外してお店には悪いけど1/5くらいまさに「ぶっこみ」ます。ラー油もかけてよろしい。

    それが写真のもの。お土産でラージャン買って帰ったけれども、値段もそんなしないのでザバッとw これがマー油の熊本ラーメンに合わないはずがない。

    するするいけるけど、やもすれば唇がペタペタする煮込まれた豚骨スープ。まず硬めのうちに麺をいきます。軽くゴリゴリな麺がたまらない。他にない麺とスープ。似たものはあれど、桂花のが好きです。

    そのうち箸にキャベツが引っかかってくる。このキャベツはそれなりに余熱で柔らかくなりますが、いいのは芯が入っていること。ここは歯ごたえが残っている。

    さらに考えたなーと思うのは茎わかめ。よく半透明な茎だけを綺麗に使うところもありますが、ここはねじれよじれたものでキャベツと似た太さに切ってある。これがよろしい。

    キャベツは柔らかくなるけど茎わかめは硬いまま。さらにはたまに出てくるメンマも食感が違う。この食感の三重奏をニンニク豚骨の辛いスープで食べるのが美味なのです。

    そう、太肉はまだ食べない。

    麺とキャベツが2割を切ったところで初めて太肉(ta-ro)に手を出します。まずこれが脂をとろかしてから食べるべきものであることがひとつ。

    もうひとつはジャーキー的に味が濃いことが理由としてあります。メチャ塩辛い。これを先に食べてしまうと味が分からなくなるのでシメに食べます。(ので一本盛りとか不要w)

    このお肉は当たりはずれありますが、それは各自の好みに依るというか。個人的には脂があろうが少なく締まっていようが味が濃い薄いなど、どの太肉でもアリだと思います。

    もう、やはりこれがなくなったらカレーに戦場変えてもいいな。それくらい、このバトルフィールドに引き留めている一品。シメのプーアル茶がまた美味しいw

    たまに超絶ブレてもここでは「最高!」という謗(soshi)り、蔑称から逃れられない・・・そんな悲劇的な運命を持つこのラーメンですが、店ごとの違いは否めず。。

    同じ新宿でも西新宿のはホスティリティ含めまるでダメで、三丁目や渋谷はアリだと思います。池袋で初めて食べてハマったのですが、お店が変わりすぎてて。ここもダメですね。