• 煮干しと生姜の鶏白湯

  • 前から気にはなっていた御徒町の北西3本目の筋を上がった武蔵の下あたり。案山子というお店がそこに。入り口に浅草開花楼とあり、間違いない感じはします。

    醤油と塩がラーメンとつけ麺と聞いていたけれど、券売機には「あご香る鶏白湯」「煮干しと生姜の鶏白湯」「あさりのさっぱりらーめん」「れもんらーめん」と、ノーマル以外にも色々。

    鶏と煮干しはどうなのよと秋葉原で首をひねったのですが、性懲りも無く「煮干しと生姜の鶏白湯」にしてみます。生姜がなんとかしてくれるのでは?という。あと青ネギ。

    麺硬めでと言おうとしたら、細麺、中太麺、太麺があるみたい。茹で時間はそれぞれ1分15秒、1分45秒、3分45秒とあります。とりあえず中太麺を麺硬めでオーダー。

    Uの字のカウンター。向かいが近い。ひと席ずつ木のお盆が置かれて区切られています。

    器は蔭山楼とかこんなだったかな?白くて丸くて大袈裟に言えば袈裟斬りになったような器。香りが立つという触れ込みですが、実際はそうでもなく、美観と引き換えに食べやすさを失ったような器。

    生姜だけにおろし生姜がついています。これだけではないでしょうが。。。。

    さて。

    スープを飲むとあら美味しい。 煮干しの粉が混ざった鶏白湯。底に粉がしこたま沈んでいます。このスープにも生姜風味はありますが、おろし生姜を軽くレンゲに足すと尚更効いて美味しくなります。これは良い。

    鶏のポタージュが生姜でしつこくなくなっていて、するするいけるスープです。中太麺は家系みたいに丈が短い。その長さに違和感を感じるだけで、味は流石の開花楼。美味しいです。

    トッピングでもともと玉ねぎが入っていて。青ネギは蛇足だったかな。チャーシュー系も悪くなく、タケノコも存在感は少ないけれども目に美しい。

    いずれスープと麺ががしっかりしているのでそりゃ美味しいといった当たり前の感想になります。

    あれ? これはそこそこおススメできるラーメンかも。他のラーメンも食べてみたくなりました。