• 淡麗比内(塩、細麺)(430円)

  • 比内地鶏と大山どりと水でダシを取った、塩味の淡麗スープ。塩ダレには沖縄のぬちまーす、ヒマラヤのピンクソルトを配合。香味油は鶏油。
    麺は麻生製麺の中細麺。コシが強くてつるっとした喉ごし。量は150g。中細麺(店の表記は細麺)と中太麺から選べる。
    チャーシューは2種類。豚バラ肉はとろける柔らかさで、肉も脂身も美味。鶏ムネ肉は適度な食感で小さめ。極太メンマは2本。具は他にかいわれ大根、長ねぎ。
    別皿で岩海苔、大葉、柚子皮が添えられる。

    白湯スープにひき肉を入れ、旨味を出すと共に灰汁を吸着させる。掃湯(さおたん)という中華の技法を用いた黄金色のスープ。
    繊細だが力強さがある淡麗系で、中細麺にも負けていない。
    チャーシューは豚バラ肉は逸品、鶏ムネ肉は凡庸。単調にならないのはいいが。極太メンマはかなり甘い。長ねぎは薄くスライスされて食感がいい。

    別皿の薬味は、店員の言う通りの順番でラーメンに加えていく。
    まずは岩海苔。スープを吸ってしんなりすると、磯の風味がいい感じに染み出す。
    次に大葉。量は少ないが、さっぱりした独特の風味が味を一変させる。
    最後に柚子皮。劇的に味が変わるので、最終盤に。柑橘系の爽やかさと共に完食。
    元の味が美味いのは当然だが、豊富な味変で飽きさせない工夫がされている。

    双子の店主が営む「ラーメン&お祭りバル はなびや」のセカンドブランド。
    カウンターの椅子の下には白砂を敷き詰めるなど、南国の雰囲気を演出している。

    一点気になったのは、ラーメンWalker2020の無料クーポンが使えなかったこと。
    「20年10月31日(土)まで有効」って、裏面に書いてあるんだけどね。もしかして、ラーメンWalker2021の発売後だったから?
    とはいえ、それで怒って帰る方も、だいぶ大人気無いと思うけど。開店直後に来た男性、貴方のことだよ。
    そこはすっと、ラーメンWalker2021の半額以下クーポン(869円→430円)を、代わりに出すくらいの余裕が欲しいね( ̄▽ ̄)
    PayPay利用可。

    ※これは、あくまで食べた当時(10月)の情報です。