• 豚骨醤油ラーメン+味玉(850円)

  • 【麺・チャーシューは旨い】

    ラーメン激戦区になりつつある塚本。
    まだまだ未訪店が多く、今回は「麺匠JAZZ」を攻めてみた。
    駅の改札からダッシュすれば30秒くらいの距離感。

    店名は「JAZZ」と言いつつ、店内はFM802が流れ、TVでは高校野球が無音でオンエアされていた。
    券売機は無く口頭オーダー。
    店主さんは俳優の黒沢年雄に似た、寡黙なタイプの方。

    メニューに書かれているように、スープはあっさりめの和風豚骨で、味の印象としてはかなり薄い。
    卓上調味料は酢・辣油・胡椒の3つで、明らかに餃子用だったので手を付けず。
    願わくばフライドガーリック・ラーメンタレ・七味などがあると、スープの味調整が出来るのだが…

    中細麺には小麦感があり、クッシリした歯応えを感じさせる適度な茹で加減。
    最後までダレず、なかなか旨い麺だった。
    (製麺所は未確認)

    トッピングは横長のバラチャーシュー1枚・メンマ2本・切り方が違う2種の葱と、オプションの味玉。

    1枚しか入っていないチャーシューはトロトロで、口中で脂がいい感じに消えていく一品。
    チャーシューオプションはないが、チャーシュー麺1,050円というメニューはあり、単純計算で1枚150円という事になろう。

    最初から半分に切られた味玉は、固茹で気味のほぼ茹で玉子状態。
    濃厚とかジェルとか羊羹状ではなく、至って普通の玉子だ。

    抜けた個性は無いが、飲んだ後の〆に合うようなあっさり加減がこの店の売りで、26時迄という営業時間がそれを体現しているのだと思った。