• 特製貝節潮そば(塩)(1100円)

  •  13時20分過ぎに店に着く。方南町駅から直ぐ。初めてなので、オススメの特製貝節潮そば(塩)の食券をポチり。待ちはなく、カウンターに通される。
     10分程で着丼。丼は熱々。上の方を持つよう言われる。澄んだスープとオリーブオイルのような香味油が美味そう。
     スープを啜る。アサリ、ホンビノスの出汁に昆布、椎茸、鰹節、相田鰹節の出汁のダブルスープ。塩は、ゲランドの塩、ピンクソルト、福塩の3つを合わせているらしい。表面には、茸と鰹節で香り付けしたオリーブオイルの香味油が浮く。特に、ホンビノスの旨味が強い。雑味は全くなく、塩味も円やか。丁寧に取られたスープだ。
     麺は、全粒粉の中細ストレート麺。三河屋製麺製のよう。喉越しよく、スープをよく持ち上げ、麺との相性はよい。
     具は、チャーシューが3種。炙ったバラ肉は繊維に沿ってホロホロ。肩ロースのチャーシューはしっかりとした食感。後は、鷄チャーシュー。味玉は、ほんのりと塩味。硬めの半熟。岩海苔の磯感何次第に加わり、いい感じ。青菜はシャキシャキ。薬味は、紫玉ねぎの微塵切り。刻んだ貝の身も浮いていた。
     食べ進むうちに色々な食材がスープに溶け込んで、味が複雑化していくのが面白かった。貝好きにはたまらない一杯。