「らーめん 鴨to葱」を目指したが、食券機の故障で再開の見込みなし。ということで、近くにあるこの店に。御徒町駅の目の前の商業施設の8階にある。開店5分前に到着。誰もいず、先頭で開店を待つ。開店と同時に入店。割と広い店内のコの字型のカウンターに着く。客は自分だけ。予約とあったが、数量限定であるというので肉チーズ担々麺を中辛でオーダー。定価は2500円だが、オープン記念で2000円とか。SUSURUで見て、食べたかった一品。ワクワクしながら待つ。端の袋に「soup men」とあるから、系列店なのかなぁ。
8分で着丼。イスタ映え必至にビジュアル。ローストビーフが丼の淵を覆い、真ん中の麺の部分はチーズドームを形成し、麺は見えない。上に卵黄が鎮座する。
食べ方の指南書に従い、食す。まず、ローストビーフを味わう。薄くスライスされた赤身肉のローストビーフは、シルキーで美味。
そして、黄身を崩さないように、チーズの下から麺を掬い、啜る。醤油感の強い担々麺のタレを纏った平打ちの中太麺はモチモチ。担々麺は、胡麻や山椒の香りは抑えめ。神戸ポークの肉味噌の旨みが拡がる。玉葱、松の実、柴漬けがよいアクセントになる。特に、柴漬けのカリカリ感と酸味が面白い。チーズが麺にたっぷり絡むので、辛さはさほどでもない。
タップリのローストビーフで麺を包みながら食べ進む背徳感は、なんとも言えない。途中で、テーブルにある3種のお酢(白酢・黒酢・オレンジ酢)をかけて、味変を楽しめる。オレンジ酢が気に入り、タップリ回しかけた。
追加で、ダイブ飯をお願いする。小皿に、ちょつびりの白米、その上に山椒がかけられ、梅干しがのっている。これを、残ったタレにダイブ。これは、必至の食べ方。柴漬けがここでも、大きな仕事をしてくれる。
担々麺としては異質だが、話題性は十分!オープン記念ということでの割引だけど、既にオープン2年を迎える。いつまで記念価格なんだろうなぁ?