• つけそば大(750円)

  • 㐂ぼしがオープンしたので、新城のひらこ屋は多少混雑が緩和された模様。とは言っても休日昼時は待ち必須で、13時前の訪問で約20分待ちだった。

    予め注文を伝えておけば、席が空くと車まで呼びにきてくれる。暑い時期には(寒い時期にも)嬉しいサービスである。

    接客担当の従業員さんは皆テキパキしていて(やや事務的ではあるが)、滞りなく次々と客を捌いていくのは見ていて気持ちが良い。

    本日は夏季限定メニューのつけそばを。つけそばは肉増しと辛いバージョンもあるが、デフォルトで。

    こんもりタワー状に盛られた麺が特徴的なひらこ屋のつけそば。毎年マイナーチェンジを繰り返していて、今年は全粒粉の黒っぽい麺となっている。少し舌に引っかかるざらっとした食感としっかりとした麺の風味はまるで十割蕎麦のよう。

    つけ汁は節の燻製香を前面に出し、煮干しと動物系の旨味をプラスしたさらっとしたタイプ。柑橘系の酸味を強めに効かせていて、さっぱりといただける。

    つけ汁の中にはチャーシューの脂身部分が入っているのみで、あとは麺タワーの頂上に鎮座する柚子片、ナルト、少量の切れ端チャーシュー、レンゲにはザク玉、ネギ、メンマ。

    ザク玉のシャキシャキした食感と甘みが良いアクセントになっているが、あくまで主役は麺で具材は引き立て役。麺とつけ汁のみで十分成立していて、麺の良さがひしひしと伝わってくるつけそばであった。

    大盛で350gくらいかな。コスパは良い。もう一皿くらい食べたい。★4つ。