• 爆盛油脂麺(950円)

  • 連食したいし200gにしよっかな……と考えていたところ、内なる自分がこう言った。爆盛以外ありえんの?
    400g。

    着丼の瞬間から爆臭。しかしこれはうまいやつの匂いだ。いいねぇ。
    麺を持ち上げた箸が折れる。
    2膳目の箸で慎重に混ぜる。すする。すすれない。かきこむようにして食らう。
    黒く染まった麺は見た目に反してタレの甘みと香ばしさの味。決して塩っぱくない。そして見た目にも持った感じにもわかるすごい堅さ。ギリすすれない重量とゴツッとした質感で応えは抜群。
    脂の甘さとブタパンチ。ジャンク感と共に味の角を丁寧に削ぎ落とすそれは、タレだけだときっと発生する粗さを、粗いままに受け入れやすくしている。
    また通常の卓上の他に追加卓上が鬼のようにもらえるので、和風にイタリア風に更にジャンクにさっぱりに、変幻自在の味編を楽しめる。

    400gはかなりの麺量のはず、そのうえ脂がこれでもかとかかって豚に味玉までついているのに思いの外するりと完食できる奇跡の食べやすさ。

    そして今回気付いた、脂よりも油のほうが重く胃にのしかかる。
    どこまで混ぜるか、どんな味変を図るのか、それはあなた次第。