• 鶏だし 塩 RAMEN、味玉(880円)

  • 鶏ガラと丸鶏をベースに、アゴや昆布を加えた塩味の清湯スープ。旨味は非常に潤沢。香味油は鶏油。麺は菅野製麺所の細麺。歯切れがよくて、伸びてもしなやかで美味しい。量は130g。
    チャーシューは、低温調理された豚肩ロース肉。厚みはないが、旨味が詰まったもの。味玉は黄身がゼリー状の半熟。味の染み具合もバッチリで美味。
    長ねぎはかなり大きく切られ、食感が非常にいい。長方形とざく切りの2種類。具は他にメンマ、水菜、海苔。

    一目見た瞬間に美味そうだと感じ、スープを一口飲めば期待が確信に変わる。
    淡麗スープは鶏の旨味がギュッと詰まり、魚介類がアクセントになっている。麺は若干伸びやすい。
    レアチャーシューは熱が入りすぎないよう、味玉の上に退避させる。
    そして、長ねぎの使い方が非常に面白い。薬味でなく立派な具になっている。焼き目は付いてないが、南蛮そばのような存在感。
    もちろん、スープまで完食。飲み干すと、胡椒が少量入っているのが分かる。

    東十条の名店「麺処ほん田」の店主、本田裕樹氏のプロデュース店。
    エムアンドエム(株)が、麺処景虎という店名でフランチャイズ化を手掛けており、ここも麺処景虎グループの一店舗。
    昨年1月末にラゾーナ川崎のフードコートから撤退し、5月1日に「じゃげな 大井町店」の跡地に移転OPENした。
    段差のある不思議なカウンター、突き当たりの階段の先のテーブル席、人が通れないほど狭い入口右手の座席と、面影が残っており懐かしい。
    厨房には男性が二人。調理は日本人、接客は外国人。つけ麺の麺の量や柚子の有無など、普通に訊いていたので問題はなさそう。
    頑者NEXT LEVELからの連食。