• みそらーめん(980円)

  • 今回所用の大阪ツアー最終日、やっぱり颯人さんへ。

    大阪に颯人さんがある限り、このみそらーめんを跨いで通ることはできない。札幌に行って、彩未さんに寄らないということが考えられないように。

    今回のツアーで3杯目のみそ、一杯目二杯目も勿論とってもおいしかったけれど、更においしいのには、流石の味噌好きを自称する私もおどろきました。

    味噌の味わいが濃い、というより、豊かなのです。本当に豊か、豊穣。

    うえまちさん同様に、カドヤ食堂総本店「卒業生」ですが、味噌は、札幌時代、凡の風さんで修業して薫陶を受けたそうです。
    私は、札幌に行ってまだ凡の風さんに行ったことがない。でも、こんなにおいしいみそらーめんを提供される颯人さんが修業された師匠の店を是非訪ねてみたい。勿論、札幌でも名のある店です。
    観光客の方が好きな、勿論私もある意味好きです、純すみ系とは一線を画されている。
    どうして世の中純すみ一色みたいにされたのか、私には謎ですが。お前の好きな彩未だって、すみれ初の暖簾分けじゃないか、って⁈ そうです。でも、私はとうの昔に師匠を超越されたと思っています。彩未は今やひとつの「流派」です、言ってみれば。

    颯人さんが、何故、この味噌を大阪で出されようと思ったのか。想像するに簡単かもしれません。それはやはり望郷の想いですよ。

    この奇跡のような、関西に、大阪に咲いた花は、永遠に語り継がれるべき一杯であり、尚且つ現在進行形で進化・深化しています。

    11時に開店し、14時頃には売り切れになる、ハードルが高くて伺いたいけれど、なかなか伺えないと大阪のさる店主さん達も仰っていた。
    しかも、1時間待ちは当たり前。時にはもっと。土日は回避した方が良いと言われます。時に2時間待ちになるようなことも聞きました。そして、早ければ、並ぶ人数から計算されるのでしょうが、昼過ぎに売り切れることもある、という話さえ囁かれているようです。

    今日は大阪は酷い雨だったこともあるのでしょう、1時間で入店できました。

    いずれは、しょうゆもしおもいただいてみたいとずうっと思っているのですが、みそがある限り難しいかもしれません。カドヤ食堂さん仕込みの颯人さんのしょうゆとしおは、それでもやはり食べたいですね。うえまちさんから醤油と塩から妄想してしまいます。

    天気が悪くなければ、並び直してしょうゆをいただきたい気はしましたが、西の方の大雨情報に、帰りの新幹線が運行ストップされたら大変なので、やめておきました。みそ、で充分満足した、ということもありました。

    これで、今回の大阪ツアーは終了です。