• ネギラーメン(700円)

  • 「リモートワーク」「私服出社」「フリーアドレス」など、今スタンダードになりつつある「「縛り」を極限まで削ぎ落とした集合体」。

     My Memory of the brainではこの現代のトレンドを真っ先に導入したのが「ラーメンショップ」と記憶している。

    「ラーメンショップ」の本部は加盟店からロイヤリティを取らず、本部から買う材料や丼などの什器に多少の上乗せをしているだけでしかもその材料なども強制ではない。

    そして店によっては「ラーメンショップ」の名を外している「加盟店」ある。

    この「縛りを極限まで緩めたラーメンショップレギュレーション」下では必然的に各ショップの「自前」の味は激変している。

    新馬場「ラーメンショップ ひだか」へ。

    ヘアメイク前にピットイン。

    こんなとこにラーショがらあったのか?と言うくらい地味店で勿論初暖簾なのだがやはりラーショの華「ネギラーメン」をオーダー。

    待つ事しばし…

    さてこの店の「ネギラーメン」、いかがなものか?

    先客はゼロ。カウンターだけの老夫婦が営むラーショ。

    もう何十年やられているのか?この時点で厳しい評価は付けられない。

    何故ならこの年月を営んでこられた、と言う実績、そう私の舌評価だけで善し悪しを言うのは忍びない。

    そして運命の着丼。

    味はどおか?

    景色は…だいぶ「ラーショ ネギラーメン」の見本からはかけ離れている。

    しかしこの土地ならではの「ネギラーメン」、「BiSなりの武道館 in 横浜アリーナ」と言った感じか?


    ①麺は細麺
    ②スープはさっぱり
    ③ネギは白髪ネギではなく縦切り
    ④ラーショなので勿論ワカメ入り
    ⑤煮豚は小さめだがしっかり乳臭さの残るラーショ煮豚

    なるほど。ここはここの黄金律がこれなのね。

    咀嚼中に程なく杖をついた老人がラーメンを注文。

    その後も工事従事者がパラパラ。

    そうなんだよね。ラーショは街道沿いラーメン。地元民やブルーカラーの方々がさっと食ってちゃっと出てく。

    うんちくはいらない。

    そもそもthe大衆ラーメン。

    ご馳走様でした。