• せたが屋らーめん(1180円)

  • 2020年11月11日(水)

    本日は出張移動前にこちらの店を訪問です。

    国内移動の前に国際線ターミナルに寄ったのですが、国際線はコロナ禍の影響で想像以上に閑散とした状態です。

    ただ、多くの飲食店が休業する中で、こちらは休む事なく営業していました!

    16時45分に到着すると、店内には先客が僅かに3名と極めて寂しい状況です。

    先ずは「せたが屋らーめん」の食券を購入し、席に着いて店員さんに食券を渡すと待つ事5分ほどでラーメンが到着です。

    茶褐色に濁ったスープに微かに縮れた中太麺、その上にはチャーシュー、メンマ、味玉、ワンタン、海苔、あおさ、刻みネギが乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、乾物魚介の風味や酸味を押し出した味わいで、先日本店で戴いた味わいと殆ど違いを感じません。

    また、醤油の風味や塩味が極めて穏やかである為に、出汁に含まれる旨味が舌に繊細に伝わるものの、ラーメンのスープとしては些か力強さに欠ける印象です。

    次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると歯応えにムッチリとした弾力を感じます。

    ただ、多加水率の中太麺では麺の風味やスープの絡みに欠ける為、スープの穏やかさも相まって今一つ物足りない味わいに感じます。

    一方、具材は何れも美味しかったものの、前日本店について記した内容と重複する為に、今回は詳細に関する記録を割愛させて頂きます。

    食べ終えた感想ですが、本店の味を正確に再現出来ているものの、本店と同様にラーメンとしての味わいには今一つ欠ける印象が否めません。

    私個人的には、都内で同系統の味を食べるならば「渡なべ」の方が断然美味しいと思います。

    改めて訪れる機会があれば、次は「せたが屋つけ麺」を是非試してみたいと思います。

    ご馳走様でした。