• 元 -はじめ-(850円)

  • 紛らわしいがいつも通う千駄ヶ谷系ホープ軒と一切関係がない野方ホープ。トリプルスープは芋が効いて濃厚。味が時代で変わる気がする。

    Google3.8 食べログ3.2

    今夜はいつも通っている千駄ヶ谷ホープ軒の環七丸山(いわゆる野方)支店ではなく、久しぶりに野方ホープ。ホープ軒の方が歴史は長いが、1988年創業の野方ホープとは全く関係がないらしい。前職は生保のセールスレディが立ち上げた野方ホープ本店は、中野駅からタクシーで行く必要があるが、中野店は2015年に中野駅近にできた店舗。現在都内に9店舗もあり、2018年には銀座に創龍という上級志向の新たなブランドを立ち上げて出店し、なかなかやり手。

    私事ながら上京して最初にハマったラーメンは野方ホープ本店。それから早20年以上経過したが、ここの特長は良くも悪くも味が時代で変わる気がする。ある時は塩っぱかったり、濃すぎたり、ドロドロしすぎだったり。。特に"のがほ"と名乗り始めた頃から、オリジナルメニューの元(はじめ)でさえも濃すぎて、野方にやってきた千駄ヶ谷が本店のホープ軒に乗り換えてしまった。
    そういえば「よいしょー」と掛け声をかけてオーバーに湯切りしていた頃が懐かしい。昔は流行って他の店でも結構見かけたけど、最近全く見かけなくなりましたね。

    さて、今日の印象は、というと、、、

    うっ、薄いっ!

    これは初めての経験。メニューの濃(こく)との差別化を図っているからか、または以前が濃すぎたのかもしれないが、過去と比べても明らかに薄いしコクが足りない。追いカエシは無いので生ニンニクをクラッシャーで潰して大量投下して調整するしかない。

    必ずライス(150円)を頼んでしまうのは麺量がやや少ないから。付け合せのもやしナムルは、その昔は白菜かキャベツの葉物の浅漬けキムチだったような、たくあんの頃もあったような。。

    総論は、店内が綺麗なので女性が多かったし、女性にはこのぐらいライトなラーメンじゃないと〆られないと思う。でもおじさんには飲んだ後にパンチが不足気味かな。ごちそうさまでした。