• 味玉ブタメン(880円)

  •  市原の支店は行ったことがある。最近、早稲田にも支店ができた。どうして恵比寿にないのに「恵比寿」を名乗るのかなぁと思ったら、2009年頃恵比寿のとあるバーにて煮豚を作って野菜と一緒におつまみとして出していたところ、客から「麺を入れて欲しい」と言われうどんの乾麺を固めに茹でて出したのが「恵比寿ブタメン」の始まりだという。18時10分に到着。おや、誰もいない。しかし、食べていると次から客が来て、直に一杯になる。ブタメン・生卵の食券を買い、受付に出す。野菜・ニンニク・脂・硬めをコール。
     10分程で完成。コロナ対策か、できたら受付まで取りに行くシステム。二郎系インスパイアの混ぜそばスタイル。野菜増しなので、見た目は多そう。
     よーく混ぜて、麺を啜る。カエシをたっぷり纏った真っ黒な中太の平打ち麺。やや硬めで、ワシワシというよりモチモチした食感。美味い。
     カエシは、醤油の香りと魚介系の出汁と脂の甘味がよいハーモニー。それを香味野菜のスープで割っているよう。非乳化系。
     生卵を溶き、すき焼き風に食べると抜群に美味い。
     具は、売りの煮豚風味焼豚が4つ。タレの染みた豚肉はホロホロで、美味い。野菜は、モヤシ:キャベツが9:1くらいかな。クタっとしている。カエシとの相性は良い。増しにして正解。味玉の半熟具合もよい。脂も、味が染みてハイレベル。
     面白いのは、食べた後に九十九里イワシの割りスープがあること。これで割ると、スープか変化する。懐かしいスープに変身。ペペロンチーノや坦々麺、コチュ、カレー、トムヤムクン、ソース、琉球の塩など予想し難いブタメンのラインナップ。興味を唆られた。