• 一七五郎

  • 気になっていた担々麺屋さんの二郎インスパイア麺。これにトライしてみました。

    銀座一丁目の6番出口から徒歩1分圏の地下にあるこのお店。降りる階段に「オーション麺」と書かれた二郎っぽい一杯のポスターがあります。間違いなくここでそれを食べられるらしい。

    基本は担々麺の汁なし/ありがメインのお店で、二郎って何故?とか。

    限定Bの食券を買って渡すとホールさん「限定は今だと時間かかりますがいいですか?」とのこと。そりゃお昼で太麺ならそうでしょう。

    OKすると即トッピングオーダーです。ニンニク入れますか?とくるので、「ありで。あとシビれ多めで」と指定します。担々麺屋さんなので山椒がある。

    確かに・・・というくらい待って。出てきた丼は見た目は二郎。背脂もコリコリ振りかけてある。ニンニクの色がいいですね。

    さてこれを食べるに、混ぜるだけで跳ねるので紙エプロンを使うのが無難。

    混ぜると、背脂ニンニクを取り込んで、かなりデロりが強いスープになりました。二郎の濃さというより担々麺のゴマ要素ですかねこれは。

    麺は・・・引き上げるとスープが跳ねる。。二郎とは似つかぬ平麺。フェットチーネというのがしっくり来ます。これはラーメンでなくパスタ。

    食べてみるとやはりそう。パスタ麺ならそれはパスタであり、風味を例えると蟹のいない蟹クリームパスタ。蟹はいませんw

    スープは醤油でないのでどうにも締まらない。まさに蟹のいない蟹クリームパスタであり、つまるところこれといった味がしない。担々麺に寄るのかなと思いきや担々麺でもない。

    逆にお肉は立派で、二郎みたいに醤油で煮られた味の濃い、ある程度ホロホロ崩れるもの。ラーメンはもやしもあって味がしなさげ。その反面、お肉は塩辛すぎという、適度でない味付け。

    辛さという面ではそれほど。シビれは少し。やはり二郎ではないなぁと再認識した一杯。