東池袋大勝軒の親が中野大勝軒なら、お兄さんといえるのがこちらの代々木上原大勝軒。
中野大勝軒創始者の坂口正安氏が代々木上原に支店を開くにあたり、元々の中野店を東池袋大勝軒創始者である山岸氏に任せ、そこでまかないとして食べていたつけ麺を初めて山岸氏は中野店のメニューとして載せることになる。
つまりこの代々木上原大勝軒開店がなければ、つけ麺は陽の目を見なかったし、山岸氏もラーメンの神様にならなかったかもしれない訳です。
ちなみに現在、創業地である中野が支店。こちらの代々木上原が本店ということになってるらしい。
ということで、ここはつけ麺を食べます!…と思ったけど、メニュー見たら担々麺あるのね。
元々大勝軒は街中華としてスタートして、そこから東池袋大勝軒がつけ麺、ラーメンに段々と特化していった訳で、こちらの代々木上原大勝軒は元々の街中華がガッツリ残っています。
なので定食や一品メニュー、酒類のメニューも豊富なのです。
ということで、つけ麺やめて担々麺を注文。
さて着丼してみると、見た目はオーソドックス。四川担々麺というよりは明らか日式担々麺。
スープをひとくち飲むと、やっぱり日式のゴマ感強め、濃厚なコクがあって味わい深い感じ。ていうかすげー美味い!
ピリ辛ではあるけどアクセントとして少しいるくらい。
肉味噌を溶かすと更にコクが増す。
で、ちょっと濃ゆいなぁ…と思ったところでチンゲン菜を齧る…。いいバランス。
麺は大勝軒ですから、もちろん自家製麺。
ちょっと柔いかなぁ…と思うが、食べ続けている間に延びた感じは一切無し。つまりスープに負けない。さすが自家製麺。
美味しい担々麺でございました!
余談ですが、炒飯は圧倒的柔め薄めなお味でございました。