• 大トロホルモンうっ鶏そば(塩)(1200円)

  • 【初来店】麺や厨noco 人宿町|これは反則級のうまさだった

    静岡の名店・麺や厨は、本店に何度も通った大好きなお店。
    そこの系列店が人宿町にあると知って、ついに初来店。

    扉を開けた瞬間——

    カウンターの中に、外国人の女性が2名。

    正直に言おう。一瞬、「あっ、大丈夫かな」と思ってしまった自分がいた。

    いやいやいや。自分でも笑えるほど恥ずかしい先入観だ。ラーメンは日本人が作らないといけない決まりなんてどこにもないのに。
    むしろ、国籍より腕前だろ。
    そのことを、この後ちゃんと思い知らされることになる。

    注文したのは「大トロホルモンうっ鶏そば(塩)」

    本店では見たことがないメニュー。写真もない。

    頭の中で勝手に想像する——塩スープに、塩味のホルモンが乗っているんだろうな。

    着丼の瞬間、想像が盛大に裏切られた

    「……え、醤油?」

    塩の白濁したスープの上に、どっしりと乗った大トロホルモン。
    そのホルモンにからんでいるのは、かなり濃いめのしっかり醤油ダレ。

    塩と醤油。同じ一杯の中に、明らかに異なる2つのベクトルがいる。

    喧嘩するやろこれ。 ていうか醤油が強すぎて、もはや醤油ラーメンになるんじゃないか。

    食べる前から脳内で考察がとまらない。

    一口目——塩スープの部分を

    これこれ〜〜〜!!! 厨の塩スープ、安定の美味しさ。
    鶏の旨みがしっかり溶け込んだ、白濁の綺麗な白湯塩スープ。

    二口目——ホルモン周辺のスープを

    予想通り、濃い。旨い。醤油が暴れている。
    うん、これは塩が負けるな。

    そしてホルモンをひと口

    ……え。

    うまい。

    やばい。めちゃくちゃうまい。

    口に入れた瞬間にとろける。脂がジュワッと広がって、消える。ホルモンでこんなに柔らかいの食べたことあったっけ、ってレベル。

    そして、塩と醤油の境界線の麺をすくって、すする

    やっばい。

    塩白湯と醤油ダレが、絶妙に、本当に絶妙に混ざり合っている。
    喧嘩どころか、お互いの良さを引き立て合ってる。

    食べ進めるにつれて、スープが”第三の味”になっていく。

    塩の領域と醤油の領域が少しずつ溶け合い、気づけばどちらとも言えない幸せな味に変わっていた。

    これは計算なのか、それとも偶然なのか。
    もともと大好きだった厨のうっ鶏そばが、大トロホルモンによって一段も二段も格上げされていた。

    カウンターのお姉さんたち、最初に余計なことを考えてしまって本当にすみませんでした。
    あなたたちのラーメン、めちゃくちゃ美味しかったです。

    腕前に、国籍は関係なかった。

    ごちそうさまでした🙏