• ラーメン 替え玉(1000円)

  • 仕事の合間に下馬「まるきんラーメン」へ。

    かなり久しぶり。10年以上振り?

    ご飯を食べ損ねて空腹の16時。

    事務所戻りの環七。

    もうここしか…でも今食うと明日も早いし😪ちゃんと飯一食?まあとりあえずこの寂しさを埋めようか。

    入店。

    勿論俺1人、スタッフ4人。

    入るなりこれからは注文は自販機で、と言う説明をされる。

    年上そうで真面目そうな店長?

    なんかホッとする。

    こう言ってはなんだが、ラーメン屋で「雇われ」でしっかり給与もらえているであろうおじさんを見るとホッとする。

    外野から見ればラーメン屋は「スタンドプレー」の職種。

    「「俺の味」、以上、」である程度成り立ってしまう産業なのだ。

    だから何かの総研の記事で読んだが、ラーメン産業は他の食産業とかなり違う進化を遂げた経緯がある為、例えば「レストラン」は全体の98%近くが企業店なのに対して、「ラーメン」はなんと全体の90%前後が個人店、企業シェアが約10%程に止まっている。(直近年は不明)

    パッと考えてみても「幸楽苑」「スガキヤ」は別にして、「せい家」「坂内」「天下一品」「横浜家」など、はっきり言ってさほど大きくないチェーン店グループしか出てこない。(注)ラーメンショップはフランチャイズを強制しない営業方針(フランチャイズ料取ってないし、仕入れも強制していない)ので除外

    という事はやはり「独立」しないと年金支給まで生き残る事が難しい職種、と言うのが一般的な見解だ。

    話戻ってこの「まるきんラーメン」、私の90年代の夜遊びラーメン(深夜ラーメン)四天王の一つ(まるきん、香月、天下一、赤坂ラーメン)であったので懐かしい感じはある。


    そして着丼。

    昔の「あれ」にありつけるのであろうか?

    咀嚼…なるほどね、やはり時代なのかな、デジタルな味。

    企業色が丼にまで及んでいる。

    それはやはり個人→企業へと駆け上がって余のラーメンオーナーの憧れの的となった「一風堂」のそれと同じ味になっていた。

    これは決して悪いことではないが、駒沢公園の「一風堂」もある時期を境に味がデジタルに変わったのを体感して…行くのをやめてしまった。

    でもこれはこれで良いのだ。

    ラーメン屋で働きながら子供達を大学まで行かせる、そんな事一昔前なら出来るフィールドは少なかった筈(あくまで個人的主観)。

    無駄と個性を削ぎ落とし、しっかり利益を作って社員を守る、素晴らしい事である。

    ご馳走様でした。

    色々噛み締める夕方であった。