• 和歌山中華そば 搾菜チャーハンセット(1000円)

  • おかしくて笑いが止まりません。(´▽`)

    搾菜チャーハンがセットだと200円ってどれだけショボいのかとおもったら、やっぱり本気のやつでした。
    搾菜をさりげなく効かせチャーシューと共に孤独な魂同士が呼応しあい、紡がれていくような味に心を打たれ、この熱から放たれる、愛おしくも切なく、焼きたて作り立ての温かい飯が物凄く美味。

    いきなりですが、何日もこのチャーハンのことを考えてしまいそうになるぐらい大好きになりました。

    いや、なんでこれを200円で出すの?という、とても根源的な問いを含み、いや、なんならほとんど店主さんの哲学でさえあるようなチャーハンにあらためて値段設定があまりにも可笑し過ぎて帰り道は終始笑っていました。

    和歌山家さんは毎回強すぎるカードを切ってきますが、今回は個人的にちょっと最強。

    普段頂いている肉をチャーハンに惜しげもなく使い鍋を振る。

    しかも注文の度に渾身の1杯を作る様は本日のスタッフさんが最強の布陣だったこともあると思います。
    ホールを支えるスタッフさんに、厨房を店主さんと共に切り盛りする神様との共演。
    理想とも言える3人体制。スタッフさんの充実ぶりもあり、ラーメンともどもこれはなかなか弩級の傑作を頂いた気分でした。

    新作が来るたびに優先して頂いていますが、店主さんの出されるものは、どストレートに美味く裏切られることがありません。
    「みんな、こういうの食べたいんだろうなぁ」というものも巧みに浮き上がらせるセレクトに
    惚れずに冷静を保つのが今後も大変そうです。

    改めて200円。セットじゃなくても300円って一見半チャーハンぽい値段ですが余裕の全チャーハン。

    ところで和歌山中華そばとセットで1000円+300円でチャーハンもう一杯ってアリなんです?アリならやりますよ?

    (ごめんなさい、終始チャーハンの話でした。チャーハンの写真はTwitterに(*´ー`*)